エンバーミングって何ですか?

最近よく聞くようになったエンバーミングとは

最近、よくエンバーミングという言葉を聞くようになりました。
テレビでも葬儀の関係する特集などの際に、エンバーミングを行うなどの話をよく聞きます。

エンバーミングというのは、血液系を利用し血液と防腐剤を完全に入れ替えて、全身を漂流固定するという事です。

このエンバーミングは、葬儀の関係でよく聞く言葉となっていますが、感染症予防について関係が深い行動です。

病理解剖を行う場合も、臨床の場でも、感染症についての危険性は多くの医師が指摘しているもので、エンバーミングを行うことによって、ご遺体から感染症を引き起こす病原菌の数を激減させることができます。

エンバーミングは医師や看護師、医療スタッフなど、またご遺族が感染症になるリスクを激減させる最前の策として知られているのです。
医療関係者、また葬儀に関係する仕事を行っている方にとっては、エンバーミングがこの先、医療の現場等にすべて利用されるようになってほしいと願っている事なのです。

エンバーミングの処理はどのように行われるのか

エンバーミングを行う場合には、細心の注意を払う必要があります。
ご遺体から血液を抜き防腐剤を入れるという作業になります。

まずはご遺体の消毒殺菌を行います。
感染症の原因となる病原菌、ウイルスなどがいるかどうかに限らず、少しでも感染リスクを減少させるために、ご遺体を丁寧に消毒、殺菌します。
この殺菌、消毒作業をしっかり行うことが大切です。

人がお亡くなりになると、表面上変わっていないようでも死後、すぐに腐敗が始まります。
そのため、出来る限り早く腐敗防止を行う必要があります。
処置をしっかり施すと匂いもほとんどなくなるので、ご遺族にとっても辛い思いを少しでも軽減できる処理です。

血管系から血液をすべて抜き取り、その後防腐剤を血管へ入れていきます。
この防腐処理を施してから、修復、化粧に入ります。

傷があったり、時に事故で大きく欠損等があるご遺体もあります。
しかしご遺族の方々にはこうした悲しい姿を見せるに忍びないので、しっかりと修復し、お顔も生前の安らかなお顔になるようにお化粧を施します。

故人の姿を見て、生前のいい思い出がよみがえってくるように、人生を思い起こすことができるように美しく生前のような血色になるようにお化粧します。

エンバーミングによって衛生的になるので、ご遺族は心行くまでしっかりとお別れができます。
エンバーミングを行うことで、10日から2週間、衛生状態を安全に保つことができるのです。

湯かんを希望される場合、衛生上リスクが高くなるので、エンバーミングを行ってから安全な状態で行うことで、ご遺族が心行くまでお別れの時間を作ることができます。